近藤咲子
【動画】逃走していた大型犬を約13時間半後に飼い主が確保した=近隣住民提供
出勤しようと朝、家を出たら近くに約130センチの犬がいた――。千葉県市川市で逃げた大型犬が確保される様子を目撃した男性が、当時の様子を語った。
会社役員の男性(46)=同市曽谷6丁目=によると、7日午前7時25分ごろに出勤のために自宅を出たところ、100メートルほど先に大型犬と警察官の姿があった。犬はおとなしく歩いており、警察官2人がゆっくりと後をつけていた。その後、応援の警察官が駆けつけ、犬を取り囲んだという。
当時、周囲に通行人はいなかった。子どもがいる近所の知り合いにすぐにメールし、外に出ないよう伝えたという。男性は「犬が逃げたというのは今朝ネットで知り、通学時間なので心配していたが、まさか自宅を出てすぐ遭遇するとは思っていなかった。その後、捕まったと聞いてほっとしている」と語った。
この犬は茶色のアメリカン・ピット・ブル・テリアの雌で、体長約130センチ、体重は40キロ以上ある。予防接種を受ける予定だった動物病院=同市曽谷2丁目=から、6日午後6時5分ごろに逃亡。約13時間半後の7日朝に1キロほど離れた路上で見つかり、確保された。けが人はいなかった。(近藤咲子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル